このページでは潮干狩りでマテ貝を食べきれない程大量に採る方法を紹介します。
レオハウスの家で生活を始めてはや7年。
引越し当時は小さかった子供たちも今では中学校2年生、小学校6年生、小学校4年生で大きくなったものです。
そんな子供達と毎週のように楽しく遊びために、かなり頭をひねり考えています。
なぜ、そこまで労力をかけているのかと言うと、楽しくなかったら子供たちは一緒に遊びに行ってくれなくなると思っているからです。
友達と遊んだほうが楽しかったら、当然、友達と遊びに行きますよね。
そうなると私はさみしい気持ちになると思っているので、毎週のように子供たちが楽しんでくれる遊びを必死で考えています。
目次
潮干狩りでマテ貝を食べきれない程大量に採る方法を紹介
その家族で楽しむ遊びの一つが、マテ貝採りです。
1時間で300本以上取れるノウハウ
マテ貝採りを始めた当初は、全くノウハウがなく、全然採れませんでしたが、今ではなんと1時間で300本以上採れるようにまで上達しました。
我が家には食べ盛りの男子が2人いるのですが、それでも食べきれない程です。
(当然、食べれる分しか持って帰っていません。リリースして帰ります。)
やはり子供たちは正直で釣りにしても全く釣れなかったら楽しめません。
マテ貝採りも全く採れなかったら楽しめませんので、一緒に遊んでくれなくなります。
ですので、このページでは私が培ったマテ貝採りのノウハウを紹介しますので、家族で楽しい遊びをしたいと思っている方は、是非参考にしてください。
まず、マテ貝を食べきれない程大量に採るために必要なものとして、道具が挙げられます。
マテ貝を大量に取るための道具
この道具を揃えていないとなかなか思うように大量にマテ貝を採ることが出来ません。
私たち家族もはじめはスコップのようなものを持って行っていましたが、全く取れませんでした。
次に小さい桑のようなものを持って行きましたが、それでも全く取れませんでした。
そして、たくさんマテ貝をとっている人を観察したら、このような農具を持ってきている事に気がつきました。
農具を購入
この農具を購入することで、大量にマテ貝を採ることが出来るようになりました。
そして、次に必要な道具は塩を入れる容器です。
塩は100円均一で購入します。
マテ貝を大量に採るためには塩をマテ貝が潜んでいる穴にピンポイントで投入しなければなりません。
よって、構造的に先っぽが尖っている容器が必要になります。
マテ貝を大量に取るために必要な道具を揃える
そして、塩が海水で濡れてしまうと、固まってしまい使いにくくなるので、防水性の高い容器が必要になります。
私たちはこのような容器を使います。
これも100円均一で購入できます。
それと、マテ貝を持って帰る容器が必要です。
採れたマテ貝をそのまま食べると砂がじゃりじゃりして美味しいマテ貝の味を損ないます。
美味しさ半減です。
よって、砂抜きをする為に、海水を入れて持ち帰れるようにフタ付きの容器が必要になります。
砂抜きをしておいしく食べるための容器
その他、手足や道具を洗う水道がない場所であれば、容器に水を入れて、手足や道具を洗う水を持っていける容器も必要です。
これだけの道具が揃ったら、マテ貝採りに出発です。
マテ貝が採れる場所は、インターネットでマテ貝採りと都道府県名で検索すれば、すぐに分かります。
マテ貝はあさりやハマグリのように取り尽くされにくいので、インターネットでたくさんの人が紹介しています。
あさりやハマグリは、インターネットで穴場を紹介してしまうとすぐに大量の人が押し寄せて取り尽くしてしまうので、なかなか正確な場所を紹介してくれませんし、そもそも取れる場所が少なくなっているので、あさりやハマグリ情報を見かけることはほとんどありません。
マテ貝を取りに行く場所が決まったら、次は潮順を見ます。
マテ貝は潮が引いた砂浜で採れるので、大潮の干潮に採りに行くと大量に採ることが出来ます。
旬の季節や潮順やマテ貝の採れる場所を探す
季節的には、夏以外の秋、冬、春にマテ貝が取れるのですが、一番季節的にマテ貝採りに行く人が多いのが春です。
春の大潮の干潮の前後1時間半が一番良いタイミング
春は潮の引きが大きいので、マテ貝だけでなくあさりやハマグリの潮干狩りに最適です。
そして、タイミングは大潮の干潮の前後1時間半ぐらいが一番良いタイミングになります。
普段、行けない場所まで海水が引いて砂が出てきて、人に取り尽くされていない場所まで行けるので、あさりやハマグリが採れます。
一番すごい大潮の干潮の時に海水浴に行ったら、こんなに大きな貝が何個も落ちていました。
大きな蛤を取ることが
なので、浜辺を歩いて見つけて拾うだけで大量に大きな蛤を取ることが出来ます。
マテ貝が採れる砂浜についたら、次に採れる場所を探します。
このマテ貝が採れる場所を探すのが、潮干狩りでマテ貝を食べきれない程大量に採る最大のポイントになります。
なぜ、最大のポイントになるかというとマテ貝が採れる砂浜でもマテ貝がいるポイントといないポイントがあるからです。
マテ貝採りに行ってほかの人が大量にマテ貝を採っているのに、自分たちは採れないという経験をした人はかなりたくさんいると思います。
私もそういう悔しい思いをした人間の一人です。
たくさんマテ貝を採れる人と取れない人の違いは?
その時は、たくさんマテ貝を採れる人と私の違いは何?と思っていました。
その違いの理由は非常にシンプルで簡単で当たり前の事なのですが、たくさんマテ貝を採っている人は、たくさんマテ貝がいる場所で、採れない人はいない場所で採っているだけなのです。
そりゃ、いくら道具を揃えてもいない場所で採っていたら採れないのは当たり前です。
そして、マテ貝が好む場所があるので、毎回マテ貝を採りに行くと採れるポイント、採れないポイントは毎回同じです。
マテ貝が採れるポイント採れないポイントがある
よって、一回マテ貝が大量にいるポイントを理解したら、毎回そこに行けば大量に採れると言うことです。
私もそのマテ貝が大量にいるポイントを理解してからたくさん取れるようになりました。
一昨年までのポイントであれば2時間で100本ぐらいのマテ貝が採れたのですが、去年、探し当てたポイントでは1時間で300本のマテ貝が採れました。
1時間で300本採れる場所は、砂浜に対するマテ貝の密度が半端なく高かったです。
ですので、このマテ貝が好む場所を探すことは、マテ貝採りの成果に直結しますので、非常に大切なことです。
マテ貝が全然とれないなと思ったら、すぐに場所を変えて、マテ貝がたくさん集まっている場所を探すことを心がけましょう。
では、このマテ貝が集まっている場所の探し方ですが、適当にランダムに探せばいいのかと言うとそんなことをしていたら非常に大変です。
マテ貝がいないポイントの方が圧倒的に多いので、そんなことをしていたらよほど運が良くなければ、その日はポイント探しだけで終わってしまいます。
では、どのように探せばいいのかというと、砂浜から海に向かって歩いて行って、潮だまりがあり、そして、また潮だまりを越えたその海側に砂浜が出てきている場所があったとします。
砂浜の潮だまり側に大量のマテ貝が潜んでいる可能性が高い
この砂浜の潮だまり側に大量のマテ貝が潜んでいる可能性が高いです。
私の今までの経験では、砂浜の海側よりも、潮だまり側にマテ貝が大量にいた経験が多いので、おそらく、その場所にマテ貝が大量にいるわけがあると思います。
マテ貝を大量に取る方法
私はその理由は分かりませんが、現実的にマテ貝が大量に採れるので、初めてマテ貝を取りに行った海水浴場などの砂浜ではそういう所を重点的に探します。
農具で砂浜の表面をなるべく平らに削る
マテ貝がいるポイントに着いてたら、持ってきた農具で砂浜の表面をなるべく平らに削ります。
すると穴が出てきます。
マテ貝の穴に塩を投入
穴が出てきたら、容器に入った塩をその穴に投入するだけです。
塩分濃度の変化に敏感で、塩が投入したら潮が満ちてきたと勘違いして反応するマテ貝がその穴から飛び出てきます。
飛び出たマテ貝をつまんで取る
その飛び出てきたマテ貝を指先でつまんで採るだけです。
(穴はマテ貝だけでなくカニやヤドカリやゴカイなどの穴であるケースがあります。
マテ貝の穴は菱形をしていることが多く、カニやヤドカリは丸い穴であるケースが多いです。
塩を投入しても反応がないときはマテ貝の穴でない可能性が高いので、別の穴を探しましょう。)
マテ貝を取るための砂の掘り方の動画
マテ貝を採るときに気をつける事はゆっくり採ることです。
急いで採るとマテ貝の中身が抜けてしまったり、ちぎれてしまいます。
塩をかけて出てくるマテ貝の動画
マテ貝が抵抗して穴から出てきにくい時は、ゆっくり引き上げることが大事です。
焦りは禁物です。
マテ貝を大量に取る動画
それと、勢いがあるマテ貝は塩を入れるとすぐに飛び出てくるのですが、慎重なマテ貝は、塩を入れても中から海水を出すだけで、なかなか砂の表面に出てきません。
出てきても先っぽだけとか。
塩に反応して飛び出てきたマテ貝を指先でつまんで採るだけ
(先っぽだけの時に掴むと、表面の皮だけを残して本体が穴の中に逃げてしまうので、焦りは禁物です。
そういう失敗を何度もしました。)
そういう場合は、更に塩を投入して、マテ貝を誘います。
マテ貝をおいしく食べるために砂抜きを
マテ貝を大量に採ったら次は美味しく食べるために準備をします。
美味しく食べるために一番必要なことは、砂を抜くことです。
砂抜きの大切さに気がつくまではとったその日に食べて、何個かに1個砂がじゃりじゃりするのが嫌だなと思いながら我慢して食べていました。
その不満を解決するために、一日砂抜きして食べることにしました。
砂抜きの方法はマテ貝を採ったあと、新鮮な海水を蓋で密封できる容器に入れて、マテ貝をその中に入れて持ち帰ります。
持ち帰ったら、そのまま冷蔵庫に入るのであれば冷蔵庫に、入らないのであれば、タッパーに移し替えて、海水の汚れた部分をのけて、キレイな海水を入れて、冷蔵庫で1日保管します。
そうすることによって、マテ貝の砂抜きがほぼ完璧にできて美味しくマテ貝を食べることが出来ます。
採れたマテ貝は、塩胡椒のバター焼きや天ぷらや刺身で食べることが出来るのですが、我が家では塩コショウバター焼きで食べることが多いです。
マテ貝の塩コショウのバター焼き
300本ものマテ貝の塩コショウのバター焼きなんて食卓に並んだ瞬間食べきれないと思うのですが、美味しいので、長男次男を中心に食べきってしまいます。
また、このGWも大量にマテ貝を採りに行く予定ですので、また、実績報告をこのブログやホームページのページか別のページを立ち上げて紹介します。
お楽しみに。
潮干狩りでのマテ貝の貝毒に対する注意喚起について
最近、貝毒に関するニュースが目に入ることが多いですが、全国的にあさりやはまぐりなどの潮干狩りの名所で貝毒が猛威をふるっていて、症状は手足のしびれや歩行困難と重篤な症状が出ている方もいるようです。
(平成30年5月5日)
場所は瀬戸内海の東部で、大阪府や兵庫県や徳島県や岡山県で報告があげられています。
貝毒は、毒性のあるプランクトンを食べた貝にその毒が蓄積されて、その貝を食べた人に食中毒を引き起こすものです。
そして、厄介なことに加熱調理しても、この貝毒はなくなりません。
貝毒にはその毒の種類によってさまざまな症状(めまいや吐き気、下痢、呼吸困難、意識消失、記憶喪失、運動障害など)を引き起こし、最悪の場合、死に至る恐ろしい毒です。
この貝毒の対策は、貝の見た目で判断することがないので、各都道府県庁や各市町村からの貝毒情報を確認することで自己防衛をすることになります。
管理されている潮干狩り場であれば、貝毒に関する情報がその海岸でも提供されているので、その指示に従えば良いのですが、管理されていない場所であさりやはまぐりやマテ貝をとる場合は、各地域の貝毒の検査結果を確認して、安全であることを確認したうえで、潮干狩りを楽しんでください。