タノライフ
病院の院長や副院長の給与や年収について紹介します。
皆さん、医師って報酬が高いと思っていますよね。
その医師の中でも院長はその病院のトップです。
どれだけの報酬をもらっているのだろうと気になるはずです。
このページでは医師の管理職の給与や年収を教えますね。
目次
病院長の年収や給与
平均年齢が６０歳で、平均勤続年数が２２年で、平均年収が１９５０万円。
最低が１２６０万円。
最高が３５４０万円。
タノ
院長の病床規模別の平均年収は？
４００床以上が１９００万円。
２００～３９９床までが１８８０万円。
１００床から１９９床までが１９００万円。
１００床未満が２２００万円。
院長の年収や給与は小規模病院の方が多くなる
病床の規模に応じて、年収が多くなるのではなく、小規模の病院の方が高年収となっています。
病院の規模が大きくなるほど多くなる 、看護師や事務員等の他職種と異なる部分です。
なぜ規模が小さい病院の方が報酬が多いのか？
小規模の病院の方が、院長一人にかかってくる業務や責任が多いから。
例えば、大規模病院であれば、診療業務等は、その他の医師に任せておけばいいのでしょう。
診療業務をほとんどせずに、管理業務だけをしている院長もいます。
理事長兼院長で、経営業務に専念している医師も多いです。
こうなると医師というより一般企業の経営者と同じような仕事をしていることになります。
しかし、小規模病院になると、医師数に余裕がないので、自分で患者の外来や入院の診察をこなしつつ、院長業務を兼務するという形になります。
過疎地などの病院の院長は全てを自分一人でこなさなければならいケースもあります。
そう考えるとふんぞり返ることも出来ずに、働きアリのように常に追われるように働かざるを得ないケースもあります。
タノ
なぜ、大規模病院の院長の年収が低いのか？
大規模病院の院長は、やとわれ院長の可能性があるから。
理事長という経営者がいて、院長は従業員というような感じです。
経営者の年収や年俸が高いのは当たり前ですが、従業員になるとそれよりもだいぶん劣るのは当たり前です。
経営者と労働者には大きな差があるものです。
小規模病院の場合は、院長イコール理事長等の経営者である可能性が高く、その結果、年収や給与が高いという事があります。
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厚生労働省が発表した医療調査実態調査の院長の年収
次に厚生労働省が発表した医療調査実態調査によると、院長の年収は2670万円とここで紹介した結果よりも多くなっています。
民間病院の院長は公立病院の院長より報酬が多くなりがち
そして、更に病院の設立者別で見ると国立病院の院長の平均年収は1971万円、公立病院が2065万円、公的病院2245万円、社会保険関係法人は1925万円です。
それに対して、医療法人が設立した民間病院の院長の平均年収は3160万円となっています。
（ちなみに個人経営の開業医は1599万円です。）
国公立の病院と異なり民間の病院は院長自身が経営者で理事長なので利益が出ている病院であれば、自分で好きなように年収を引き上げることが出来るので高年収となっています。
タノ
ハリー
厚生労働省の発表と初めに紹介した院長の平均年収が大幅に異なるのは、もしかしたら、初めに紹介した院長の年収は雇われ院長の平均年収を紹介しているのかもしれません。
経営者である院長の年収を正直に発表すると多すぎる。
そんなに儲かっているのなら診療報酬を下げろと世間からのバッシングを受ける可能性がありますので、情報が操作されている可能性があります。
タノ
副院長の年収や給与
平均年齢が５６歳で、平均勤続年数が２０年で、平均年収が１７６０万円。
最低が１０００万円。
最高が４１８０万円。
副院長の病床規模別の平均年収は？
４００床以上が１６５０万円。
２００～３９９床が１７１０万円。
１００～１９９床が１７００万円。
１００床未満が２３００万円。
副院長も小規模病院のほうが年収や給与が多い
副院長も院長と同じく小規模病院の方が、平均給与や年収が多くなっています。
タノ
ハリー
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診療部長の年収や給与
平均年齢が５１歳、平均勤続年数が１５年で、平均年収が１５６０万円。
最低が６８０万円。
最高が２４１０万円。
診療部長の病床規模別の平均年収は？
４００床以上が１５００万円。
２００～３９９床が１５００万円。
１００～１９９床が１７００万円。
１００床未満が１５００万円。
診療部長は病院の規模による年収や給与の差はない
診療部長は、院長や副院長ほど、病院の規模による年収や給与の差はないように感じられます。
医長の年収や給与
平均年齢が４４歳、平均勤続年数が１０年で、平均年収が１３３０万円。
最低が２００万円。
最高が２６６０万円。
医長の病床規模別の平均年収は？
４００床以上が１２２０万円。
２００～３９９床が１１８０万円。
１００～１９９床が１５２０万円。
１００床未満が１５９０万円。
医長は小規模病院の方が平均給与や年収が多い
医長は、院長や副院長と同様に、小規模病院の方が平均給与や年収が多くなっています。
病院のトップ 院長の年収や給与はもっと多くて良い
私の感覚では、院長は病院のトップです。
診察や手術の他に、医師の採用。
トラブルや医療事故対応。
意思決定。
医師や看護師や事務等の従業員の管理監督。
経営方針の決定。
災害時などの陣頭指揮等。
地域の医療体制を守るために責任の重い仕事をしているので、もっと高い年収や給与でも、良いと考えます。
新型インフルエンザやコロナウィルスなんて未知のしかも自分たちが感染して健康を損ねる恐れのある病気に感染した患者の受け入れも積極的に行う事を求められます。
医療体制が崩壊すると助かる命も助からなくなります。
このように身を削って皆さんの命や健康を守る体制を作ってくれる仕事をしている人なので、はっきり言って、年収２０００万円前後では割の合わない仕事です。
院長 副院長 診療部長 医長の転職求人
次に病院の院長や副院長や診療部長や医長の転職求人についてですが、自分が希望する条件に合う満足できる求人を探すために、やはり転職エージェントを利用する方法が一番有効です。
更に転職エージェントへの登録は、3社程度、並行して登録しておいたほうが、選択肢が増え、有利に就職活動を進めることが出来ます。
更に、各紹介業者も自社で就職してもらいたいので（利益は病院からの成功報酬なので、自社紹介で就職してくれないとタダ働きになります。）、ライバル企業に負けないように、できる限り力を尽くしてくれます。
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