コロナのエコキュートの説明書に、1年に1回程度のお手入れとして貯湯ユニット(タンク)のお手入れというのがあります。
年に1度?もう8年使っているけど、今までに掃除したことがない・・・・。
今年のお正月休みで主人が家にいる間に、はじめてやってみました。
コロナ エコキュート風呂タンクの清掃や手入れ
取扱説明書のお手入れと日常点検のところに書かれています。
①貯湯ユニット内の水を全て排水する(長期間お湯を使用しない時を参照)
②排水後、水のにごりがなくなるまで、給水・排水を繰り返す。
③お手入れ完了後、貯湯ユニット内を満水にする(次にご使用になるときを参照)
と書かれています。
もう少し手軽にできる、年に2~3回程度のお手入れというのも上にありますが、初めて行うのでとりあえず年に1回程度の手入れを行ってみました。
貯湯ユニット内の水を全て排除する
リモコン操作
台所のリモコンで、メニュー→4休止設定→1日後に帰宅→決定
湯水混合栓を湯側全開
湯水混合栓を湯側全開にして、貯湯ユニット内をほぼ水の状態にする。
なんだかもったいない気がします。
次回するときは、この湯を使ってお風呂のオキシクリーン漬けや洗濯機洗浄をしたいと思います。
出てくる湯がぬるくなったらとめます。
外の貯湯タンクの作業
ここまで出来たら、次は外のタンクの方に行きます。
ドライバーでネジ3本を外します。
カバーを外すと、配管が見えてきます。
給水止水栓を閉じる
給水止水栓を閉じます。
家の中に戻り、お風呂の栓を抜いて、台所のリモコンのメニューと風呂自動を同時に5秒以上押します。
水抜き中と表示されます。
また外の貯湯タンクに戻り、漏電ブレーカーのカバーを外します。
漏電ブレーカーのスイッチをOFFに
漏電ブレーカーのスイッチをOFFにします。
逃し弁カバーを外し、逃し弁のレバーを上げます。
排水栓カバーをはずします。
排水栓を開く
排水栓を開きます。
排水が始まり、終わるまでに30~40分かかります。
水抜き栓(赤丸)と非常用取水栓を開く
排水が終わったら、水抜き栓(赤丸)と非常用取水栓を開きます。
説明書には水抜き栓7か所とありますが6か所しかありませんでした。
ヒートポンプユニットの作業
次はヒートポンプユニットです。
まずは側面のカバーを外します。
熱交水抜き栓と空気抜き栓を開く
熱交水抜き栓を開き、次にA側とB側の水抜き栓を開く。
空気抜き栓を開き、各水抜き栓からの排水を確認する。
排水が終わるのに20分ほどかかります。
貯湯タンクの逃し弁を下げる
排水が終わったら、貯湯タンクの逃し弁を下げて、栓と操作カバーを元通りに戻します。
貯湯ユニットを満水にする
タンクに水がなくなっています。
給水止水栓を開く
給水止水栓を開きます。
逃し弁のレバーをあげる
逃し弁のレバーを上げます。
約20分で貯湯ユニットが満水になります。
青丸の排水口から水が出たら逃し弁のレバーを下げます。
逃し弁操作カバーを元通りに取り付けします。
ヒートポンプユニットの熱交水抜き栓開きエア抜き
ヒートポンプユニットの熱交水抜き栓開き、エア抜きをします。
2分以上充分にエアが抜けるまで行います。
A側とB側の水抜き栓を開きエア抜きをする。
エア抜きが終わったら、A側水抜き栓、熱交水抜き栓、B側水抜き栓を閉じ、カバーを元通りにつけます。
漏電ブレーカをオンに
漏電ブレーカをオンにします。
漏電ブレーカ操作カバーを元通りにつけます。
配管カバーを元通りにつけます。
台所のリモコンの時刻、給湯温度、風呂温度を合わせます。
注意すべきこと
結構栓がややこしいですし、なかなかの大仕事でした。
私は、実はタンクを満水にするときに、説明書をちゃんと読まず、排水した時の逆に操作をすればいいものだと思い、してしまいました。
タンクを満水にする前に電源を入れてしまいましたが、これは、故障の原因になるそうです。
幸い、もう一度電源を停めて満水にしてエア抜きなども行い電源を入れると普通に使えるようにはなりましたが、故障していたら修理にいくらかかったんだろうと思うとぞっとします。
取扱説明書は、きちんと目を通してそれ通りにしなといけませんね!
エコキュートのいいところと悪いところ
エコキュートの良いところ
・電気代と光熱費が電気給湯器に比べて大体4分の1
・構造的に水を貯めておくことになってるので、災害時の生活用水の備えとして完璧
悪いところ
・高い(今ならギリセール中)
・場所取る(お見積もりが必ず必要)という話を寝起きでも反射的に話せる営業脳🧠
— みんなと飲みたいキヨタ (@kiyotagatoru) January 19, 2020