病院事務(医療事務や病棟クラークを除く)は病院で働く事務の仕事になります。
病院事務の仕事は幅広く、経理や給与や預り金管理や役所への提出書類の作成。
病院内の周知文章や掲示文章の作成や電話応対や病院の建物や設備の管理や修繕。
業者との交渉や苦情やクレーム対応や物品や備品の管理や式典の準備や旅行等福利厚生の企画。
運営準備や清掃やお茶出し接客等、病院の事務的業務全般や雑務全般が仕事になります。
この病院事務の業務は、一般的な会社の総務や人事や経理や給与の業務と同じだと考えてください。
病院事務は、女性が比較的に苦手で男性が得意な業務も含まれるので、女性だけでなく男性も配属されやすい職種になります。
(私も病院事務から事務係長、課長と昇格して、事務長に昇格していきました。)
病院事務の忙しい時期は経理や給与や預かり金など仕事によって異なる
残業は、給料担当者であれば、給料支給日間近。
経理担当者であれば、決算期や中間決算期や日々の業務でいうと月末。
その他、イベントや時期的にそれぞれの業務ごとに多くなる、忙しい時期が異なります。
病院事務の身分は、医療事務と同じく正社員や准正社員や期間限定の嘱託社員やパートやアルバイトや外部からの派遣等様々です。
病院事務の仕事は、一般的な会社の事務の仕事と同じなので、他業種から転職しやすい職種だと思われます。
仕事は規模が大きい病院であれば、経理や給料等それぞれの仕事を一人一人分けてやっています。
逆に規模が小さい病院であれば、経理や給与等を一人でやっているところもあります。
規模や業務量に応じて、その組み合わせは千差万別です。
病棟クラークは入院病床があり、ある程度、大きな病院で働く入院病棟内での事務の仕事になります。
病棟クラークの主な仕事は、病棟内での忙しい医師や看護師やその他のメディカルスタッフの事務的なサポートになります。
もっと詳しく説明すると、病棟内での医師や看護師長等の秘書的な業務。
入院カルテの整理や電話応対や物品の管理や病院の庶務課等物品担当部署への発注。
病棟に関するレセプトの作成や掲示や周知用の文章の作成。
金銭管理等病棟内で発生する事務全般や雑務全般になります。
病棟クラークは病棟で発生する事務全般の仕事
医療事務と連携してレセプトの作成業務を行うケースもあります。
病棟クラークは業務量にもよりますが、医療事務のように業務の煩雑な時期が月末や月初等ひと月の短期間に集中することがないので、一か月を通して、比較的業務が均一化します。
(私が勤める病院では、病棟クラークと医療事務と一緒に診療報酬の請求業務、いわゆるレセプトを共同で作っていますので、病棟クラークも月末月初が忙しくなっています。)
よって、残業が短期間に集中する可能性が低いので、医療事務(医療事務の場合は月末月初が激務になって、その期間は有給休暇も取得しにくいと思います。
病棟クラークは、業務が短期間に集中する事が少ないので、有給休暇も取得しやすい事が多いです。)と比較して子育て世帯の女性でも、働きやすい職場だと思います。
病棟クラークの身分は、医療事務と同じく正社員や准正社員や期間限定の嘱託社員やパートやアルバイトや外部からの派遣等さまざまです。
病棟クラークの仕事は、医療事務と比べて専門性が低いので、未経験者が就職しやすい職業の一つになります。
興味がある方は、悩む前に思い切って面接を受けてみるのもいい方法だと思います。