息子の中学校2年生一学期の期末テストは、総合点では何とか地域ナンバーワンの高校にギリギリで行けるラインでしたが、それは主要5教科の点数でなんとかクリアーしたに過ぎず、4副教科についてはさんざんな結果で、一学期の内申点は主要5科目が全て5。4つの副教科が4と3と地域ナンバーワンの高校を受験し、合格するのにはちょっと厳しい結果となりました。
中学校2年生の内申点は3学期の結果が高校入試に関わってきます。
よって、この悪い結果を挽回するためには二学期の期末試験で特に副教科の勉強をして、テストでいい点数を取らなければなりません。
大袈裟だと思われるかも知れませんがはっきり言って人生がかかっているぐらい大切な事です。
悪かった期末テスト副教科を挽回する
ここで、失敗すると地域ナンバーワンの高校にいけない可能性が高まるのですから。
そんな心配をよそに、期末テストの期間発表の2日前に、告白されて彼女が出来てしまいました。
しかも、県外から部活で全国大会に行くために留学してきた勉強が苦手な子です。
息子に彼女ができるのは喜ばしい事ですが、期末テストで挽回しないといけない大事な時期に、しかも、勉強が苦手な彼女とは。
タイミングが悪すぎます。
(性格が良ければ付き合う分には全然OKで喜ばしい事なのですが、勉強をするという面だけを考えると困ったことになったなと思います。)
これは困ったことになったなと心のそこから思いました。
このままではまずい。
浮かれて彼女の事ばかり考えて、テスト期間中も連絡を取り合い取り返しのつかないことになる。
しかし、頭ごなしに注意しても、付き合いはじめの気持ちが熱い時期です。
反発するのは目に見えています。
だから、あまり、言い過ぎでふてくされてやる気をなくしてしまうのも、望むところてはありません。
いろいろ考えた結果、諭すようにお金持ちになる為の椅子取りゲームを想像させてやる気を出させることにしました。
楽しい人生を歩む為の椅子取りゲーム想像させてやる気を出させる
具体的には地域ナンバーワンの高校に行けなければ、少ない年収や給与で年下とか偉そうな人間にこきつかわれるショボくれた人生になる可能性が高くなるよ。
父さんは毎年200人以上面接しているが、その地域ナンバーワンの高校とそれ以外の高校を卒業した人間を比較したら明らかに地域ナンバーワンの高校卒業者の方が優秀だ。
はっきり言って履歴書を見なくても分かるぐらいの差がある。
そして、採用して仕事をさせたら明らかにレベルが違ういい仕事をする割合が多い。
(これは割合の話で全ての人に当てはまる話ではありません。地域ナンバーワンの高校以外の卒業者でも優秀な人もいますし、逆に地域ナンバーワンの高校卒業者でも優秀でない人もいます。)
だから、公平な目で見ているにも関わらず、昇進や昇格のスピードにも大きな違いがある。
そして、父さんの同級生を比較しても地域ナンバーワンの高校と卒業した父さんの高校時代の友達とそれ以外の高校に行った小学校や中学校の友達を比較したら年収で何百万か差がある。
地域ナンバーワンの高校に行くかそうでないかでそこまでの差が生まれるのだから、お金をそれなりに稼いで楽しい人生を送りたいのであれば、自分の為に勉強しろよと伝えました。
そして、その地域ナンバーワンの高校に行くためにはお前の中学からだと30人だ。
地域ナンバーワンの高校の30の席を取り合っている
今はその30の席を椅子取りゲームで取り合っているようなものだ。
ライバルはその椅子を取るために今も勉強している。
椅子取りゲームで負けたくないのなら頑張れと伝えました。
そのあとの息子の様子を見ていたら、ダラダラいていたので何度もほど諭すように伝えましたが、親としては息子に楽しい人生を歩んで欲しいと思っているので、奇跡的でもなんでも良いのでよい結果が生まれることを祈っています。
何度も椅子取りゲームやでという話をしていたら、父さん今回は椅子取りゲームの話ばっかりやと機嫌よく話しかけてきますし、期末テストの前日や前々日の態度を見る限り、勉強を頑張っているように見えるので、これでだめなら仕方ないかなと思えます。