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ベトナム人介護職種技能実習生は面接会のキャンセルや内定辞退者が続出

少子高齢化と好景気による慢性的な人材不足解決のための特効薬として安倍内閣が適用範囲を広げているベトナム人等外国人技能実習生ですが、期待していた効果が得られるか少々不安が出てきました。

どういう不安かと言うと最近解禁になった介護職種技能実習生ですが現地での面接会のキャンセル者が続出していると言うのです。

ベトナム人介護職種技能実習生は面接会のキャンセルが続出

なぜこのような事態に陥っているのかというとベトナムで介護許可機関や未許可機関が介護技能実習生となる人材の獲得合戦を続けて取り合いをしているからなのです。

人材さえ確保して日本語教育をして日本に送り出せば商売になりお金になるからです。

日本からのオーダーに対して採否を選択できる余剰の人数どころか、10人のオーダーに対して0人の申し込み者と全く人材を集められない機関も出ているようです。

なので、日本国内でも人材不足が深刻ですが、ベトナム国内でも日本で働いてくれる介護職種の技能実習生が不足しているようです。

更に介護職種はもともと日本人と同等の給与や年収などの雇用条件が必要で、決して安い労働力ではなく、研修や日本での生活のサポートなど、日本人を採用するよりコストや費用や手間がかかっていたのですが、さらに都会ではアパート代金を無料にするなど給与の手取額を増やしているところが増えてきて、給与が低い地方の条件ではベトナム人介護職種技能実習生が集まらないという厳しい状況になってきています。

ベトナム国内でも日本で働いてくれる介護職種の技能実習生が不足

なので、更に別途費用や経費が発生して雇用するための費用が高騰する可能性が高くなっています。

なので、日本人より手間をかけて、給与も増やしてベトナム人介護職種技能実習生を採用するぐらいなら、日本人の給与を増やして優秀な人材を雇用した方が何倍もお得というように考えることも必要です。

現在、ベトナムでは一般職種の外国人技能実習生が忙しく、介護は多くの辞退者が出て安定しないため廃業する機関もあります。

私が知っている病院でも10名ベトナムに行って面接をして、採用内定者を決定したのに、その数ヵ月後に2名の辞退者が発生したようです。

来年にはベトナム人介護職種技能実習生が来日する予定なのですが、まだ欠員の補充は出来ていないようです。

内定辞退者続出で費用も高騰 人材不足の救世主にはなれない

よって、ベトナム人介護職種技能実習生は採用したら確実に入社してくれる甘いものではないので、期待しすぎると後悔することになる可能性があります。

よって、人材の採用をこのベトナム人介護職種技能実習生に頼りきらずに、日本人でも採用する努力を続けることがリスクヘッジにつながり、病院や施設の運営の安定につながるはずです。

ベトナム人介護職種技能実習生は人材不足の特効薬になって人材不足の救世主になるほど甘くはないようです。

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