私たち家族が夏に楽しむ遊びに素潜りでサザエやアワビを取る遊びがあります。
この素潜りは私が30才代前半の時に、素潜りが上手な人に連れていってもらってからはまりました。
そこから素潜りでの栄螺取りにはまり、全盛期は一時間で100個ぐらいのサザエを取れるぐらいになりました。
そして、何年か毎年のように素潜りでサザエをとっていたのですがだんだん取れなくなったので、いつからか行かなくなりました。
そして、月日が経過して私の子供達が素潜りが出来る年齢になったので、最近では毎年1回や2回家族で素潜りに行ってサザエを取っています。
素潜りでサザエや鮑って密漁なのでは?
それって漁業権違反で犯罪行為で警察に逮捕されるのでは?
目次
漁業権を守り密漁で捕まらずに逮捕されずに素潜りでサザエや鮑を
と驚かれる方も多いかもしれませんが、私が行く場所では素潜りでさざえを取ることは認められて合法です。
よって、このブログのページては、合法的にさざえを取る方法を紹介します。
素潜りで栄螺やあわびを取る道具
まず、家族で子供達を連れて安全に栄螺を取るためには道具の準備が必要です。
素潜りに必用な道具はシュノーケルや曇り止めやマリーンシューズやゴムの手袋や長袖のラッシュガードやさざえを入れる袋などが必要です。
シュノーケルは曇り止めがないとすぐに曇って見えなくなるので、効率よく素潜りでサザエを取るためには必需品です。
マリーンシューズはアルペンで購入しました。
ゴム手袋は作業着などを販売している店で購入しました。
(マリーンシューズやゴム手袋をはかないと岩や貝などで手を切ってしまい危険です。)
サザエを入れる袋は釣具屋で購入しました。
そして、海での想定外発生時に安全性を高めるセーフティフロートが必要になります。
安全の為にOmer オマー ドライバッグ 機能付き 超高性能 フロート ブイ
私はOmer オマー ドライバッグ 機能付き 超高性能 フロート ブイを購入しています。
Omer オマー ドライバッグ 機能付き 超高性能セーフティフロートブイは流されたり溺れときに浮き輪代わりに使えます。
そして、このOmer オマー ドライバッグ 機能付き 超高性能セーフティフロートブイは安全性を高める以外に貴重品を収納することが出来るので、素潜りの時間中、お金やスマホや鍵等を安全に保管することが出来ます。
そして、私が長年愛用しているブライトリングの時計。
この時計は3000メートル防水を備えているので、海の中でのへっちゃらです。
最低限、これだけの準備をして、素潜りにいってください。
では、次に密漁にならずに、漁業権を守り合法的に素潜りでサザエを取る方法については説明します。
警察に逮捕されないためにその地域や場所の漁業権を確認
まず、密漁で警察に逮捕されないためにその地域や場所の漁業権を確認することが必要です。
この漁業権を確認する方法ですが、至って簡単で、漁業組合や市町村などが防波堤や看板に案内している漁業権を理解して守ればいいだけです。
素潜りが許可されている看板
例えばこのような看板が設置されている地域では、潜水具(酸素ボンベなど)を使わずに素潜りで栄螺を取ることは認められています。
逆にこの写真のように取ってはいけないと指定がある魚介類をついて取ってしまうと、窃盗扱いになって、警察に逮捕されることがあります。
漁業権で禁止事項が定められている看板
この場所であさりやなまこを取ると漁業権違反で密漁で警察に逮捕されます。
テレビでよく密漁で捕まっているのは、このような漁業権が設定されている地域や場所で、禁止されている魚介類を採集するからです。
(テレビで漁業権違反の密漁で警察に捕まる光景をよく見るのは日本海側や太平洋側です。
瀬戸内海側はそこまで厳しくない感じです。)
よって、漁業権を守らないと密漁扱いで犯罪者になり大変なことになるので、サザエなどの採取が禁止されている場所や地域では絶対に素潜りをしてはいけません。
ちなみに先日の旅行で日本海側に行ってきたのですが、このような厳しい漁業権が設定されていました。
その厳しさはこの看板を見ていただければ良く分かります。
あわびやさざえを取ると密漁で罰せられる記載のある看板
このような看板が至る所にありました。
こんなところで取ると当然警察などに逮捕されます。
タノ
密漁で逮捕されたときの罰則や罰金
ナマコ・アワビ・シラスウナギの密漁が発覚した場合は、最大3年以下の懲役又は3,000万円以下の罰金が課せられます。
ウニやサザエなどの第一種共同漁業権で、対象となっている水産物を密漁した場合、漁業法違反で業法143条の罰則が適用され、100万円以下の罰金となります。
ハリー
では、次にさざえの見つけ方ですが、これは慣れが必要です。
私も初めはサザエを海の中で見分けることが出来ませんでしたので、一緒に行った人が30個ぐらいとっているにも関わらず私は0個だったこともあります。
素潜りでサザエを取る方法
なので、初めはサザエを見つけれるようにしっかり集中して海のなかを見ることが必要です。
さざえが好む場所はこのような海草や岩が重なっている場所です。
ムラサキウニやバフンウニ(さざえが育つ環境とウニが育つ環境は私な経験上似ていると考えています。)がいれば、その場所でのさざえの生息の可能性が高まります。
あとは、海のなかを岩の間を覗き混んだり、岩をひっくり返したりしてみます。
素潜りでウニが大量にいる場所の動画
そこで、サザエを見つけたらあとは、取るだけです。
さざえの動きは非常に遅いので、逃げられる心配はまずありません。
素潜りでとったサザエの写真
慌てずに確実に採取しましょう。
ちなみにこれは私たち家族がよく行く海水浴場から磯場に入り、岩と岩の間にいるサザエを発見した時の動画です。
さざえはいる場所が分かったら簡単に見つけることが出来るのでいくらでも取ることが出来ます。
磯場の岩の隙間にみつけたさざえの動画
この日も何個かサザエを見つけて、私が場所を教えて子供たちに取ってもらいました。
子供たちも自分で見つけたさざえではありませんが取れて大喜びでした。
ちなみにこれらの動画はアクションカメラで撮影しています。
水の中でも好きな時に好きな場所で動画が撮影できるので非常に便利です。
アクションカメラで海中の動画を撮影
では、最後になりましたが、素潜りは漁業権を守り、密漁にならずに合法的に楽しむことが必要です。
それとひとつ加え忘れましたが、小さいサザエなどは逃がしてあげましょう。
小さいサザエまで取ってしまうとその地域や場所のサザエが絶滅して素潜りが楽しめなくなる可能性が高くなります。
小さいサザエは将来の楽しみの為にリリースする
それと必要以上に自分が食べれない個数までサザエを取らないようにしましょう。
素潜りをする多くの人たちがそういう意識を持たないと取りつくしてしまいサザエがいなくなってしまいます。
素潜りをする一人一人がそういう意識や心がけを持ってサザエを取ってくれたら、毎年のようにサザエ取りを楽しむことが出来るはずです。