大阪人が必ずたこ焼き器を持っているように、讃岐人は誰もがさぬきうどんを手打ちできます!
嘘です(笑)。
昔はできていたようですが、今は家で手打ちすることはなかなかなくなりました。
でも、ずいぶん前に(まだ長男が小さかった頃)中野うどん学校で手打ち体験したことがあります。
それ以来、何度か家で手打ちうどん作りました。
土曜日に久しぶりに手打ちうどんつくりしました。
家庭での手打ちうどんのつくり方
①材料と道具
中力小麦粉、塩、水
ボール、秤、綿棒、打ち板(なければキレイにふいたテーブルでも、クッキングペーパーを引いても)
写真にはありませんが、厚めのビニール袋、包丁、鍋、ざる
②計量
今回我が家は家族5人で8人前作りました。
8人前の量は、小麦粉800g、食塩水352g(水324g、食塩28g)
計りを使って小麦粉をはかり、水に食塩を溶かして食塩水を作る。
③あわせ
小麦粉のボールに少しずつ食塩水を打ち水して合わせていく
④まぜ、こね
初めは粉っぽくてこれが生地になるのか不安なくらいですが、根気よく混ぜてこねていくとだんだんまとまってきます。
拳で上から叩くようにするといいらしい。
生地が耳たぶくらいの硬さになるとOK。
⑤足踏み・団子作り
生地を厚めのビニール袋にいれて(敗れたらいけないので2重にしています)足で踏む。
かかとで細かく踏んで生地が平たく伸びたら一度出して周りから折って団子状にする。
またビニールにいれて踏む。
これを3回ほど繰り返します。
この足ふみでコシのあるおいしいさぬきうどんができるのです。
⑥熟成
足踏み⇒団子を3回繰り返したら団子状にしたうどんの生地をビニール袋に入れて熟成させます。
大体、夏は30分~1時間、春秋は1~2時間、冬は2~3時間。
今回は冬ですが、家の中で暖房もして暖かいので(本当は待ちきれなくて(笑))1時間半くらい熟成させました。
⑦手打ち
うち板にしっかり打粉します。
団子状の生地を薄くのばします。
タテヨコに伸ばして大分大きく薄くなってきたら打粉をした綿棒に巻きつけながらさらに伸ばします。
大体3~4mm程の厚さまで伸ばします。
⑧包丁きり
薄くのばした生地をびょうぶおりにして包丁で3~4mmの太さに切っていきます。
切ったら綿棒にいっぽんずつ垂らします。
⑨茹でる
できるだけ大きい鍋に湯を沸かして、バラバラと麺を入れていきます。
茹で時間は8~12分。
吹きこぼれないように挿し水しながら。
一本すくい上げて食べて粉っぽさがなければOK。
⑩完成
お好みの食べ方で食べる。
我が家では、今回釜たま、ぶっかけ、かけうどんの3種類しました。
かまたまの場合、熱さが足りないとうまい具合に卵が半熟にならないので、まず麺を茹でている間に器に生玉子を入れて熱湯を注ぎ、器とたまごを温めておく。
面が茹で上がる前にお湯を捨てて拭いた器に生卵を割って、黄身と白身を混ぜておく。
そこに、茹で上がった熱々のうどんを釜からそのまま入れる。
すぐに、卵と麺を絡ませる。
薄口醤油かだし醤油をお好みの量かけて食べる。
かけうどんはヒガシマルのうどんスープが美味しいと思います。
うどんスープを熱湯で溶かして茹で上がった麺を入れて食べる。
ぶっかけうどんは、ヒガシマルの麺スープで水を1対4で割ったところに、みりんを少々入れたぶっかけつゆを作り、茹で上がった麺をザルにあげて(ぬくいぶっかけならそのまま器に入れて、つめたいぶっかけなら水でしめて)器に入れて、ぶっかけつゆをかけて食べます。
お好みでネギや天かすやしょうがなどをのせてお召し上がりください。
打ち立てのおうどんはやっぱり美味しい!
子供たちも自分たちで作ったので、なお一層美味しかったようです。