妻に中学2年生の息子の夏休みの自由研究の題材を考えて欲しいと頼まれたので、私が考えることに。
夏は私の趣味で海に行って、素潜りでサザエを取ることが多いので、サザエの生態とかいる場所とか素潜りでサザエをとる方法なんかがいいのではないかと考えました。
そして、息子の部活が休みの日に、その自由研究を完成させるために家族で船で5分の無人島に海水浴に行きました。
しかし、想定外の事態が。
自由研究を完成させるために家族で船で5分の無人島に
なんと、いつもきれいな透きとおっている海が、赤潮で濁って壊滅的なダメージを受けているではありませんか。
船から見る海の中にも大量に魚が死んで浮いていますし、砂浜にも大量の魚の死体が転がっています。
地元の人もこんなこと初めてだと言っていました。
しかし、せっかく仕事の休みを取ってきているので、これでなにもせずに帰るなんて事は出来ません。
サザエを素潜りでとる場所は、無人島の海水浴場の裏側の外海になります。
地元の人も裏側はきれいだったと言っていたので、その言葉を信じて、無人島に行くことに。
そして、一通り飛び込み台からの飛び込みなどを楽しんで、素潜りでサザエを取るために裏側に。
山を登って裏側に行くと同じく赤潮で濁った海と魚の大量の死体が。
これでは、サザエを取ることが出来ません。
サザエがいる場所や取っている所の写真が取れなければ自由研究が完成しませんので、急遽中学生の息子の自由研究の題材を変更することに。
中学生の息子の自由研究の題材を赤潮に変更すること
ウニやベラの写真(銛で魚を突く遊びもよくしますので)や動画はたくさん取っているので、そのどちらかの生態や取り方にするかと考えていたのですが、最終的に思い付いたのが、今回の不幸を幸いにするために赤潮の自由研究をすることに。
濁った海や大量に死んでいる魚の死体の写真を取って、赤潮の原因や被害などをインターネットで調べることに。
我ながらいい思い付きをしたものです。
赤潮の自由研究は息子の理科の勉強にもなります。
息子に夏休みの宿題のペース配分を任せていたら、かなり遅れぎみだったので、この日に自由研究をやらせることに。
(大まかな構成は私が考えて、私が妻につたえたことを妻が今回の海に行ったエピソードを交えてまとめてくれたので、あとは息子が書き写すだけのところまでお膳立てしたのですが。)
疲れと中二病の反抗期のせいで、かなりいやいや、しかも、だらだら休憩しながらで、妻が横について気長に面倒を見なかったら(妻も内心頭の血管が切れそうなぐらい腹がたっていたようですが)出来なかったぐらいの状況だった見たいですが、なんとかその日の夜遅くに完成。
次の日に妻から見せてもらった息子の自由研究は、字が乱雑すぎて3割読めません。
このまま提出しても減点されるのは目に見えています。
しかし、妻もこれ以上中二病の息子にやらせるのは無理だと言います。
字が下手な事が生まれて初めて役立った
そして、私が注意するとだんだんエスカレートして、ブチキレてしまい、息子の逃げ場をなくしてしまいます。
ただ、内申点の事を考えるとこのままは出せない。
いろいろ夫婦で話し合った結果、字が下手くそな私が読めない部分を書き直す事に。
そんな方法でうまく行くのかと思ったのですがやってみたら思いの外、違和感ない状態に。
これならいけると考えて、読めない部分を私が全て書き直しました。
妻には私のせいで息子の字が下手なんだと八つ当たりされましたが、字が下手な事が生まれて役立ったので、非常に嬉しかったのと、息子の夏休みの宿題の自由研究が無事に終わってホッとしました。
早く息子の反抗期と中二病終わってほしいものです。