医療事務は、病院や診療所やクリニックで働く、医療に関する事務の仕事や業務になります。
主な仕事や業務の内容は、厚生労働省が定める診療報酬を基準に、患者本人が支払う医療費自己負担金の計算やレセプトの作成や点検。
健康保険への診療報酬の請求。
外来や入院患者や家族の受付応対や電話応対等になります。
レセプトの提出日が、毎月10日なので月末から月初にかけて、業務が集中して長時間の残業や時間外を強いられる病院等もあります。
私の知り合いが勤める病院も、15年ぐらい前は、午前零時ぐらいまで残業が発生していました。
当時は効率的なシステムの導入や必要な人員の配置が考えられていない、ブラック病院だったようです。
知り合いはうつ病になったり、自殺者がでなくて本当に良かったと思っているようです。
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長時間の残業や時間外を強いられる病院も
現在では、理事長や事務長が、従業員の幸せや健康を考えるタイプなので、効率的なシステムを導入したり、
人員を増やして、月の残業時間を一人あたり10時間以内に減らすことが出来ました。
有給休暇もほとんどの人が100%取得しています。
ただ、それでも急に退職者や病気の従業員が出て、そのしわ寄せで、一時的に長時間労働になることは避けようがありません。
そういう時は、医療事務員も一時的な状況の悪化として、前向きに受け入れて仕事をしてくれているようです。
非常にありがたいことです。
病院やクリニックの医療事務は女性が多い職場
病院やクリニックや診療所の医療事務の仕事は、女性が多い職場です。
よって、結婚して子育てをしながら、勤務している人も多いです。
ですので、小さい子供を育てながら医療事務の仕事を続けていくためには、病院側の子育てに対する配慮が薄いと続けていくことが難しいと思われます。
最近では、子育てや介護を支援する病院も増えてきています。
よって、女性が長く勤めることを考えるのであれば、就職するときに子育て等に配慮がある病院であるかどうか?
という点を確認しておいた方が良いと思います。
ちなみに私の知り合いが勤める病院は、プラチナくるみんを取得しましたので、誰が見ても分かる子育てや介護に対する配慮があります。
医療事務の正社員を目指しましょう
育児短時間勤務は、中学校入学まで利用できますし、最近、保育園も作りました。
短時間勤務も1日6時間の一律ではなく、それ以下もそれ以上も申請すれば認められます。
育児はお互い様の精神でやっていますので、短時間勤務の方が肩身が狭い思いをすることもありません。
最近では、子供が出来た時の有給の育児休暇を作りました。
最大、7日間でその間の給与は、100%支給されます。
これで男性も女性も100%の育児休暇の取得率が見込まれると予測しているようです。
医療事務は受付で病院の顔的な役割がある
話は変わりますが、医療事務の仕事は、診療報酬の請求業務等の事務仕事。
それに加えて、受付という病院の顔的な役割も持っています。
よって、受付での応対の仕方で、患者や家族の病院へ対する印象や評判も大きく変わってきます。
言葉使いや笑顔や見た目に気を付けることが、非常に大切になってきます。
そういうマナーや気使いができない方は、医療事務の仕事には向いていないと思いますし、面接でおそらく不合格にされるはずです。
採用される人と不採用にされる人の明らかな違いが
医療事務の仕事や業務をしている方の身分は正社員や准正社員。
期間限定の嘱託社員や契約社員やパートやアルバイトや外部からの派遣等さまざまです。
長く 勤めることを考えたら、正社員で就職する事を目指すべきです。
正社員以外の方は、その病院がいくら子育て支援をしていて配慮があると言っても、それは正社員だけの事が多いです。
それ以外の身分の方が子育てに入ると、使い勝手が悪いので、契約を打ち切られるケースが多いと思います。
はっきり言って、医療事務の正社員での就職は、そんなに難しいことではありません。
医療事務を目指す方は、そのノウハウを提供していますので、是非このホームページを参考に就職活動してください。
私は年間200名以上の面接をする面接のプロです。
採用される人と不採用になる人の違いがよく分かりますし、どうすれば内定が得られるかも知っています。
その点を詳しく説明していきますので、よろしくお願いします。