フラット35や住宅金融公庫の全期間固定金利の住宅ローンから変動金利や一定期間固定金利の民間銀行や金融機関の住宅ローンに借り換えたり、元々一定期間固定金利や変動金利の住宅ローンを借り入れていた方は、この日本国債デフォルトハイパーインフレの恐怖を感じながら、その時が来ないように祈るのしかないのか?
というと自分でそのリスクを解消できる方法があります。
その方法は?と言うと簡単な話、全期間固定金利の住宅ローンフラット35等に借り換えればいいだけの話です。
平成29年12月現在のフラット35の最低金利は35年間の最長固定金利で0.89%です。
フラット35等に借り換えればいい
今、このフラット35に借り換えることによって、完済まで0.89%の金利で住宅ローンを利用することが出来ます。
このホームページで散々説明しましたが、韓国のようにハイパーインフレが進み、住宅ローン金利が30%を超えたとしても、フラット35の住宅ローン金利は0.89%のままなので、逆に銀行や郵便局に預けている預金や貯金の金利の方が高くなって、逆ザヤつまり住宅ローン金利との逆転現象が起こり利益が発生します。
よってハイパーインフレが発生したら、全期間固定金利の住宅ローンフラット35の場合、金銭的なメリットがあり、得をすることになります。
私の予想では、いずれ日本国債デフォルトやハイパーインフレが発生しなくても、金利が急上昇する場面があると考えていますので、変動金利や一定期間固定金利の住宅ローンを利用している方は、一刻も早く安全な全期間固定金利のフラット35等の住宅ローンに借り換えるべきです。
銀行員からの提案を待つとか、相談するなんてのんびりした考えはやめてください。
民間の銀行員は、自社の変動金利や一定期間固定金利の住宅ローンを販売する事だけしか考えていません。
それはなぜかというと、自社の住宅ローンを販売するとその金利が利益として発生するので、その銀行員のノルマ獲得となるのですが、住宅金融支援機構のフラット35を販売しても、少々の手数料がもらえるだけで、その銀行の利益は、自社の住宅ローンを販売する場合と比較して微々たるものになるので、その銀行員のノルマ算出にあたりカウントされない場合が大半です。
よって銀行の営業マンがフラット35のセールスにくることはありませんし、何かと理屈をつけて全期間固定金利のフラット35より自社の変動金利や一定期間固定金利の住宅ローンのメリットを説明して、販売しようとします。
変動金利住宅ローンからの借り換えのメリット
私も経験がありますが、ある銀行の支店長は私と会うたびに、一定期間固定金利の住宅ローンへの借り換えをセールスしてきました。
私が何度、少々金利負担が大きくても、金利変動のリスクを取るより安心できるのでフラット35から借り換える気持ちはないと説明してもあれやこれや理屈をつけてセールスしてきました。
私も自分が正しいと思う事をつらぬく人間なので、この銀行員の支店長に押し切られることはなかったですが、何度も一定期間固定金利の住宅ローンのメリットを説明されているとフラット35から借換えてもいいのかなと心が揺らぎそうになりましたので、フラット35で安全を取るという強い意志を持っていない方は気をつけてください。
ここで銀行員の借り換え罠や嘘に騙されてはいけません。
このカテゴリーで学んだとおり、変動金利や一定期間固定金利の住宅ローンはハイパーインフレに対して、リスクやデメリットの塊でしかありませんので、そのリスクやデメリットを解消するために強い意志で、全期間固定金利のフラット35等に借り換えてください。