「変動金利への住宅ローン借り換えは危険」の記事一覧

フラット35や住宅金融公庫等の全期間固定金利の住宅ローンを当行の住宅ローンに借り替えると、借り換えに必要な保証料や金利や司法書士に対する登記費用や火災保険料や団信生命保険料を含めて考えても、数百万円お得ですよ!!!

と銀行や金融機関の営業員・渉外行員がセールスをかけてきますが、本当なの?

と半信半疑に思う方も多いと思います。

固定金利からの住宅ローン借り換えは危険

先日、私の知り合いも自宅に地方銀行の営業マンが来て、

「当行の住宅ローンに借り替えてくれたらそのままにするよりも100万円以上金利負担が減り得だ!!!

と言われた。

妻もメリットがあり、得だと思うので、借り換えようと言っている。





でも、俺は相手が得だといってくるようなものははじめから信用していない。

元銀行員の君はこの話どう思う?」

と聞かれました。

それに対して

「多分、現在の3年間固定金利や変動金利が完済まで続いたと仮定してシュミレーションしているので、全くでたらめなシュミレーションだろう。

日本の財政状態が借金が多く悪くなっているのは知っているよね?

これから先、万が一国債の格付けが下がったら、金利が大幅に上昇する可能性がある。

ハイパーインフレにならなくても、インフレを起こす可能性もある。

一番金利が安い最高の条件である、3年固定金利で計算しても、100万円しか得をしないのであれば、全期間固定金利の住宅金融公庫の住宅ローンをそのまま利用しておいた方が安全だ。

最悪の場合、国債のデフォルトやハイパーインフレ等で数百万円、数千万円金利を余分に支払わされることになる可能性があるよ。

そうなると最悪、家や建物の担保を差し押さえられて身包みを剥がされかねない。」

と伝えました。

銀行員の悪質な悪質な罠やうそに引っかからないように

私はこの営業スタイルを、銀行員の悪質な住宅ローン借り換え詐欺と呼んでいるのですが、この悪質な罠やうそに気づかずに引っかかる人が多い

(銀行員でも本部の言いなりに営業している人が多いので、自分がお客さんに嘘をついていると分かって営業している人は少ないのかもしれません。

そして、まじめで優秀な銀行員は詐欺にならないように正確に正直に説明しているので全ての銀行員が詐欺を働いているわけではありませんが。

これは3年固定金利で計算していますので、その後の金利も3年固定で計算した場合はこうなります。

逆に3年後に1%金利が上昇したらこうなります。

逆に0.5%下がったらこうなります。

このリスクはお客様の方で考えて、やるかやらないか決めてもらうことになります。

ここまで説明していれば全く問題ありません。)

ので、善良な人が銀行員に騙されて、フラット35や住宅金融公庫等の全期間固定金利の住宅ローンを一定期間固定金利や変動金利の住宅ローンに借りかえることによって、不要なリスクやデメリットを抱えないようにするためにこのカテゴリーを作ることにしました。





誤解がないように何度も付け加えますが、全ての銀行員がセールスしてきた住宅ローンの借り換えが詐欺といっているのではありません。

善良な人の無知に付け込んだ銀行員の言葉足らずの営業スタイルを詐欺と呼んでいますので、全ての内容を理解しメリットデメリットを踏まえた上で自分で選択して借り換えるのであれば全く問題ない事です。

変動金利への借り換えはリスクやデメリットや危険が

今のところ低金利が続いていますので、このリスクやデメリットに気が付いていない方が多数だと思います。

もし変動金利や一定期間固定金利の住宅ローンにしてしまった方、は今からでも遅くありません。

フラット35等の全期間固定金利の住宅ローンに借り換えてください。

今なら非常に安い金利で全期間固定金利の住宅ローンが利用できます。

フラット35等の全期間固定金利の住宅ローンを利用すれば、これからこのカテゴリーで私が説明するリスクやデメリットは全くありません。