家を安い価格や坪単価で購入する方法

住宅ローン借り換えで銀行員の悪質な嘘に騙されない

金利の高い住宅ローンから金利が安い住宅ローンに借り換えると金利の支払が数百万円少なくなって得ですよ!!!

と甘い声でセールスしてくる銀行員の話を聞いた人も数多くいると思いますが、そんな悪魔のささやきに簡単に引っかからないで下さい。

このセールストークには、悪質な銀行員や無知な銀行員の罠やうそや詐欺が隠されています。

優秀でまじめなレベルの高い銀行員もたくさんいますので、すべての銀行員がそうだとは思っていませんが、結果的に、うそや詐欺を働く悪質で無能な銀行員がかなりいるのは確かです。

ではどういうことなのか具体的に説明すると、一定期間固定金利や変動金利の住宅ローンを利用している場合は、銀行員からセールスを受けて、住宅ローンを借り換えても損をさせられる罠やうそや詐欺等の問題が起こらないはずです。

結局、同じ種類の住宅ローンに借換えて、金利が安くなるだけなので、問題どころかメリットしかありません。

ところが、銀行員からセールスされて、全期間固定金利のフラット35や住宅金融公庫等の住宅ローンを、一定期間固定金利や変動金利の住宅ローンに借り換える場合は、悪質な嘘や詐欺が潜んでいるケースが多いです。

悪質な嘘や詐欺が潜んでいるケースが

その場合、銀行員は現在の全期間固定金利で支払う元利金の総額と、新しい住宅ローンに切り替えた場合に必要な保証料や登記費用や住宅ローンの元利金などの総額を差し引きして何百万円メリットがあるとか得をするとシュミレーションしてきます。

そのシュミレーションを単純に見ると、なるほどお宅の銀行に借り換えると何百万円も支払利息などが減って得なんだね。

(私も何度も銀行の支店長からフラット35の住宅ローンより一定期間固定金利の住宅ローンの方が得だから借り換えませんか?とセールスを受けました。

私は、金利変動のリスクのないフラット35しか利用するつもりがなかったのですが、保証料も込みですよとか。

何百万円も得しますよとか。

金利が高くなっても数パーセントですから、そんなに心配しなくてもいいですよとか。

あの手この手でセールスしてくるので、心が動きそうになりました。

全期間固定金利の住宅ローン以外は危険だと認識している私でもこうなるので、そこまで信念を持っていない方は気を付けないとその気にさせられてしまいます。)

じゃあ借り換えようとなるのですが、気をつけてください!!!

ここに悪質な銀行員の罠やうそや詐欺が潜んでいます。

もし、新しい住宅ローンの金利が、全期間固定金利のフラット35やJA等のマイホームローンであれば全く問題ないのですが、銀行員の営業は大抵、一定期間固定金利や変動金利でシュミレーションします。

これは、単純に固定金利の期間が短いほうが金利が安いので、その金利でシュミレーションするとメリットが出やすいという理由からです。

当たり前の話ですが、高い金利でシュミレーションしても誰も興味を持ってくれません。

住宅ローン借り換えで銀行員に騙されない

しかし、ここで問題なのですが、将来の確定していない安い金利でシュミレーションしていますので、全く確実性がありませんし、金利が何十パーセント、何百パーセントに跳ね上がる危険性も秘めています。

(ハイパーインフレ等にならなければそういう事もないですが。

ハイパーインフレで変動金利住宅ローンのリスクについて詳しく紹介しています。)

もしその様な事態になってしまったら、住宅ローンの支払いが出来なくなり、支払い不能になって、家や土地を取り上げられる可能性が高くなります。

このようなリスクやデメリットを説明しない銀行員が多いので、全期間固定金利のフラット35や住宅金融公庫の住宅ローンから一定期間固定金利や変動金利の住宅ローンに借り換える場合は、覚悟をもって借り換えの手続きをしてください。

民間銀行の銀行員はフラット35を販売しても大した成績やノルマになりませんので、お客様の安全を考えて全期間固定金利のフラット35等の住宅ローンをセールスすることはほぼありません。

よって、自分で自己防衛するしか自分の安全を守る方法はないので、騙されないように気を付けてください。

(お客様第一の銀行員もいますので、全ての方がこうだと言っているわけではありません。誠実な方も数多くいます。)

ちなみに私も住宅ローンの借り換えをしましたが、フラット35からさらに金利の安いフラット35に借り換えたので安全に安い金利を利用することが出来ました。

そのエピソードはまた別のページで紹介します。

借り換え検討前に住宅ローンやフラット35の金利交渉のページで、既存の銀行等の金融機関と交渉して住宅ローン金利を引き下げる方法を紹介しています。)