住宅ローンを借り入れてからの数年間は、優遇金利が適用されるので、安い金利で利用できることが多いのです。
しかし、この金利優遇期間が終了すると、当たり前のことですが通常の金利が適用されます。
各銀行等の金融機関は安定した利益が見込めるので、住宅ローン利用者を新規や借り換えで獲得するために、新規や借り換え時の住宅ローン金利を低く設定しています。
金利が低くなれば条件のいい銀行等の金融機関の住宅ローンに借り換えて、その分、金利負担が少なくなり、子供の養育費や生活費にまわせるお金が増えて、生活がしやすくなるのですが、少し難点なのが、手続きに手間がかかることです。
それと住宅ローンの借り換えと言えども新規で住宅ローンを組む事になるので、その他手数料等の諸費用が発生することです。
銀行で金利引き下げの交渉をする
このページではこれらの負担が全くかからない、新しい金利の引き下げ方法を紹介します。
具体的にどうすればいいのかというと非常に簡単な手続きです。
現在取引している金融機関にいって、金利の引き下げ交渉をすればいいのです。
ただ単に金利を下げてよ!!!
と交渉してもなかなか取り合ってもらえないと思いますので、他行の窓口にいって、住宅ローンの借り換えシュミレーションをしてもらい、その資料をもって借り換えを検討しているんだけど、金利を下げてもらえませんか?
(現在利用している銀行よりも、金利が高い住宅ローンのシュミレーションを持って行っても意味がありません。
安い金利の資料を持って行って、他行への借り換えをにおわすことで、銀行が前向きに住宅ローン金利の引き下げを検討してくれます。)
と一言言えば大抵の銀行は他行に借り換えられたくないので、金利引き下げの交渉に応じてくれるはずです。
それはなぜかというと、借り換えられたら収益がゼロになりますが、少し金利を安くしても結局銀行の儲けにつながるからです。
金利引き下げの交渉は、借り換えに比べて手間も費用もかからないので、楽に金利負担が減らせます。
住宅ローンの金利は交渉で下がる時代です
住宅ローンは借り入れ元本が多いので、少しの金利引き下げでも完済まで、考えると車1台分のお金が浮いたなんてこともありますので、積極的に挑戦してください。
※全く交渉に応じてくれない金融機関があるので、その場合は、具体的に他の銀行等金融機関で、住宅ローンの借り換えを検討しましょう。
これは、私の勤務先が取引をしている銀行の支店長の話ですが、最近では、銀行も非常にフレキシブルに住宅ローンの金利変更の相談に応じてくれるそうです。
昔は一度借入れた住宅ローンの金利を下げてもらうのは難しかったようですが、他行に取られるぐらいなら、金利を引き下げた方が得だという考えが浸透しているようです。
私の場合は、全期間固定金利のフラット35でしたので、そもそも金利交渉の余地がありませんでした。
他行等への借り換えしかないかと思っていたのですが、優良住宅ローンから、同じ会社内での借り換えの提案がありました。
他行へ借り換えるような手続きで、新しい金利の安いフラット35に借り換えると言う事です。
メリットしかなかったので早速手続きして、住宅ローンの借入期間が2年間短くなりました。
このように同じ銀行内で借り換える方法もありますので、興味がある方は取引銀行の営業担当者に相談してみましょう。